食育とは

食育とは

「食育」という言葉が生まれたのは、100年以上も前の、明治31年。「食医」石塚左玄氏の著書「通俗食物養生法」の中で、「今日、学童を持つ人は、体育、知育、才育もすべて食育にあると認識すべし。」と書いたのが始まりです。「知育」とは、頭を賢くすること。「徳育」とは、心を育むこと。「体育」とは、身体を丈夫にすることです。つまり、わたしたちが健康に生きていく上で欠かせない要素を、毎日の食がつくっている、ということです。また、「学童を持つ人」とは、学童だけではなく、その周囲の大人にも当てはまることになります。
その後、しばらくの間「食育」という言葉が世間で広くつかわれることはありませんでしたが、平成15年度から農林水産省、厚生労働省、文部科学省は食育に関する予算を計上し、平成17年6月10日に食育基本法が国会で成立し、同年7月15日に施行されました。
食育基本法の目的は、国民が生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性を育むことができるよう、食育を総合的かつ計画的に推進することにあります。 食育基本法の中では、「食育」を次のように説明しています。

  1. 生きる上での基本であって、知育、徳育、及び体育の基礎となるべきもの
  2. 様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てること

いきいきと自分らしい生活や学習ができるように、健康で楽しい食事を整え、味わう力を育てること、そうできる仲間や環境を育てること。それは今を最も良く生き、かつ生涯にわたって健康で質の高い生活を送るために、「食を営む力」の育成に向け、その基礎を培うことといえるでしょう。私たちが生活していく上において大切な「食」について、学びながら実践することが重要です。

スーパーマーケットと食育

人は生まれて今まで、どのくらい食事をするでしょうか。
1日3食で、1ヶ月約90食、1年にすると約1080食となります。これに年齢を掛けると、40歳の方で、約40,000食。人生の中でどれほど多くの食事をしてきたかが分かります。そして、そこには同じ数だけ食を選んだ機会が発生しています。食育とは、食に関する体験を通じて食に関する知識、選択する力を得ることですから、スーパーマーケットで買い物をし、食べることそのものが食育の機会になります。
病気になってから今までの食習慣を改善するのではなく、普段から病気にならないための食生活を目指すことが大切です。食をどう選び、いかに健康的に長生きで過ごすことができるか。そのためにも、「食育」が重要です。
「ただ食べていた」「ただなんとなく選んでいた」というような、食に対してあまり興味や関心のなかった人たちに対しても、食への関心を高めてもらい、より良い食品を選び、賢い消費者になってもらう機会を提供することが、わたしたちの使命です。

「食育の日」「食育月間」

  • 国が定めている「食育の日」
    毎月19日は「食育の日」です。「食育の日」は、食育推進運動を継続的に展開し、食育の一層の定着を図るための機会として、「食育推進基本計画」により定められました。
  • 毎年6月は「食育月間」
    「食育月間」では、国、地方公共団体、関係団体などが協力して、食育推進運動を重点的かつ効果的に実施し、食育の一層の浸透を図ることとしています。

カブセンター・ベニーマートでは、毎月19日を含む週を食育週間とし、その土曜日に食育大試食会を開催しております。